自分はまったく料理をしないのですが、ときどき無性に焼き魚が食べたくなるときがあります。
しかし、部屋が臭くなるのは嫌だし、そもそもキッチンは数年使っていません。
だから電子レンジでできないだろうかと思い、下記の商品を買ってみました。
結論から言うと、微妙な結果となりました。
美味しく食べられはするけれど、焼き魚という感じではない。
焼きと茹での間くらいでしょうか。
以下で少し詳細に書いていきたいと思います。
魚の水分が多いのが原因
スーパーで買ってきた魚は冷凍されていたためか、かなり水分が含まれているようでした。
そのまま電子レンジに入れると、容器の溝を魚から出た水と油が埋めます。
当然、魚の身の方も水分があるので、少し水っぽいふっくらとした感じになります。
※600Wで3分
美味しいのでこれはこれでいいのですが、思っていたのとは違う……
そこで水分を抜いてやろうと思いました。
ピチットシートを使う
塩水に浸からせるとかもあるのですが、洗い物も極力したくないのでピチットシートを買いました。
浸透圧で魚から水を抜いていく原理みたいです。
1匹ずつ魚をピチットシートに包んで、3時間と1日の2パターンを作り、
600Wで3分間、それぞれ電子レンジに入れてみました。
結果、まったく水分が出ない、ということにはならなかったのですが、かなり減りました。
身の方は焼き魚に近く仕上がりましたが、焼き目はつきませんでした。
まあ、これが限界ですかね……
自分が食べた中だと、鮭(切り身)>=鮎>真さば>ニジマス>>>>>パンガシウス(切り身)という感じです。
鮭が一番焼きに近くなり、パンガシウスのみ水分多すぎてダメダメでした。
ちなみにですが、魚から水分を抜くと旨味が凝縮されるらしく、めちゃくちゃ美味しかったです。
3時間と1日だと、やはり1日の方が美味しかったのですが、何倍も美味しい!……というほどではなかったので3時間で十分だと思います。
あとは電子レンジに入れる時間を延ばす方法がありますが、焼きというよりは干からびるという表現の方が近く、身が破裂して容器内に飛び散ったので、自分は600W 3分で今後もやっていこうと思います。
内臓は絶対に取った方がいい
余談ですが、内臓を取らないと破裂して苦いのが飛び散るので、マズくなります。
鮎で試してみたのですが、1匹無駄にしました。
自分はキッチンが使い物にならないので、『つぼ抜き』という割り箸でエラと内臓を取る方法でやりました。
これが結構気持ちいいので、是非ググって試してみてください。
電子レンジの臭い
気になる電子レンジの臭いですが、容器を出すときは臭うものの、魚を焼いたときのような強烈な臭いではなく、次に電子レンジを使うときにはまったく気にならない程度でした。
なので、焼き魚が食べたくなったらこれで焼き魚風を作るのはアリかなと思います。
結論
水分が少ない魚なら限りなく焼き魚に近づくが、火には勝てない。